【体験談】フランクフルト移民局で滞在許可カード(eAT)を更新しました|パスポート更新後の手続き

フランクフルト移民局の外観 ドイツ生活と文化
フランクフルト移民局(筆者撮影)

3月に日本のパスポートを10年ぶりに更新しました。それに伴い、ドイツの滞在許可カード(eAT)の有効期限が切れたため、再発行の手続きにフランクフルト移民局に行ってきました。

10年前に更新した時と比べて、いろんな変更点があったので、それらもまとめながらご紹介します。eAT更新を予定している方の参考になれば幸いです。

まいん
まいん

私は無期限滞在許可を持っているので、この体験談はそれを前提に書いています。他のエリアの方や、期限付きの滞在許可をお持ちの場合は異なることもあるかと思うので、事前に管轄の役所で確認してくださいね。

滞在許可カード(eAT)更新の流れ

まずは、ざっくりとした流れをご案内します。

  1. オンラインで予約
  2. 写真撮影(これは当日、移民局でも可能)
  3. 予約日に移民局で更新手続き
  4. 4〜6週間後にカード完成の通知が郵送される
  5. 市民局(Bürgeramt)で受け取り(フランクフルトの場合)

実際の手続き

ここからは、体験談を交えた実際の手続きの方法です。

オンラインで予約

フランクフルト移民局ウェブサイトで、Übertrag von Aufenthaltstiteln(滞在許可の書き換え)の予約を入れます。このページを開いて下にスクロールし、Übertrag ohne Fehlzeit(滞在許可が途切れていない場合の書き換え)の下にある「TERMINVEREINBARUNG」を押して予約ページに入ります(35.14 Übertrag)。

予約完了後に確認メールが送られてきます。予約番号とQRコードが記載されていて、当日必要になるので保管しておいてください。

まいん
まいん

移民局は込み合っていることが多いので、早めの予約をお勧めします

ドラッグストア「dm」等で証明写真撮影

次に写真撮影ですが、日本のパスポートと異なり、ドイツの証明写真は「生体認証用写真(biometrisches Passbild)」が必須なので、自分でスマホなどで撮ることは出来ません。証明写真の取り扱いをしている写真館や、ドラッグストア「dm」等で専用の写真を撮りましょう。「digital のみ」で印刷物なしだと、5.95ユーロ(2026年4月現在)でした。

QRコード入りデジタル引換証を渡されるので、それを予約当日持っていきます(移民局でQRコードを読んで写真を取り込んでくれます)

生体認証用写真(biometrisches Passbild)の引換証
QRコードの入った生体認証用写真のデジタル引換証
まいん
まいん

写真は、フランクフルト移民局で撮ることもできます。でも私は心配性なので「当日、もしも機械が故障していたら?」と不安に思って事前にdmで撮っておきました。※6歳以下のお子さんは移民局の機械で写真を撮れないのでご注意ください。

予約日当日

当日持っていくもの

  • 新旧パスポート(私はパスポート更新による滞在許可カード書き換えだったため)
  • 期限の切れた滞在許可カード
  • 証明写真のデジタル引換証
  • 手続き費用(カード払い可)

予約時間に移民局へ

予約日の1週間くらい前になると、メールでリマインダーが送られてきます。当日は予約時間の10分前まで(写真を撮る場合は30分前まで)の到着が推奨されています。

フランクフルト移民局の入り口
フランクフルト移民局の入り口(筆者撮影)

Frankfurt Immigration Office (Ausländerbehörde)
📍Rebstöcker Str. 4, 60326 Frankfurt am Main
🌐https://frankfurt.de/auslaenderangelegenheiten

チェックイン

入り口を入るとすぐに、受付ターミナルがあるので、メールで届いた予約番号もしくはQRコードを使ってチェックインします。

フランクフルト移民局の受付ターミナル
受付ターミナル。ホール内に何か所か設置されています(筆者撮影)

待合エリア

チェックインが済んだら、予約メールで指定された待合エリアで順番を待ちます。1枚目の写真は待合「PAULSKIRCHE」。順番が来たら自分の予約番号が掲示板に表示されるので、見落とさないよう注意してください。2枚目の写真は入口そばにある証明写真撮影エリアと、右上に写っているのが予約番号の掲示板です。

順番が来たら

掲示板に、何番受付へ行くのか指示が出るので、その通りに進んでください。奥の部屋はオフィスのような感じで、担当者のデスクが並んでいます。自分の担当者の番号に進み、指示を受けてください。

まいん
まいん

昔と違って、お役所のスタッフも皆さんとてもフレンドリーです。私が当たったのはお喋りなオジサマで、ものすごい早口でジョークばかり飛ばしていました。私も負けじとジョーク返しをして楽しかったです(笑)

支払い

担当者との手続きの途中で、支払い用カードを渡されるので、それを持って待合エリアにある機械で支払いを済ませます(見た目は自動販売機のような機械)。メールでの案内では「現金かECカード」と書かれていましたが、実際にはクレジットカードも使えました。かかった費用は67ユーロでした(2026年4月現在)。

支払いが済んだらレシートを持って、担当のデスクに戻ります。

滞在許可カードができるまで

支払いを終えてデスクに戻ると、担当者が申請作業の続きを開始します。現在、滞在許可カードは全てベルリンで作成されるため、4〜6週間かかるそうです。それまでの期間に「有効な滞在許可と労働許可を所持している」ことを証明するための書類を作ってもらえます(雇用主にはそのコピーを求められることがあります)。

フランクフルトでは、完成した滞在許可カードは、以下のいずれかの場所で受け取ります(申請時にどちらかを指定する必要あり)。

  • Bürgeramt Zeil(Zeil 3)
  • Bürgeramt Nordwestzentrum

4〜6週間後にカード完成の通知が郵送されてくるので、それを持って引き取りに行きます。

まいん
まいん

勘違いされることが多いのですが、カードの有効期限が切れる=滞在許可が切れるという意味ではありません。一定期間内に適切な書き換えを行えば、カードの有効期限が切れても心配しなくて大丈夫です(※滞在許可自体の期限が過ぎていな場合)

10年前と比べた変更点(筆者の場合)

今回、10年ぶりに滞在許可カードの更新手続きをして、いろんなことが変わっていたのですが、中でも大きな変更点をまとめておきます。

滞在許可カード(eAT)は、パスポートと紐づきでなくなった

以前は滞在許可カードにはパスポート番号が記載され、パスポート更新と同時に有効期限が切れるようになっていました。例えばパスポートを紛失して再発行した場合も、滞在許可カードの更新が必要でした。

しかし現在は、パスポート番号は記載されず、滞在許可カード自体が10年有効になっています。つまり、今後はパスポート更新時ではなく、滞在許可カード有効期限に合わせて更新することになります。

滞在許可カードに印刷される写真サイズが変わった

旧カードでは実寸2.6cm x 2.0cm くらいだったのが、新しいカードでは4.0cm x 3.2cm くらいになっています(数値は目安)

オンライン認証機能の強化

今回の滞在許可カード申請では、オンライン認証に使える暗証番号(PIN)が発行されました。以前のカードにも同様の機能はあったと思われますが、私は使ったことがなく、今回初めて案内を受けました。

おわりに

オンライン化が進み、AIなどを使って事前に下調べも簡単にできるようになった昨今でも、やはり役所での手続きはいつでも緊張が伴うものです。直前になって慌てることのないよう、常に十分余裕を持った日程で手続きを済ませるのが安心ですね。

今回の記事は、フランクフルトで「無期限滞在許可」を所持している前提での内容になっていますので、各人の条件によって異なる部分があるかと思います。必ずお住まいのエリアの移民局の情報をご確認の上、手続きに臨んでください。

まいん
まいん

次に私が滞在許可カードを更新するのは10年後の2036年の予定です!その頃には、カードじゃなくスマホアプリになってるかも知れませんね?(笑)

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【体験談】ドイツで日本のパスポートを更新しました|申請から受け取りまで

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