10年ぶりに、ドイツでパスポートの更新を行いました。私自身、今回で2回目なのですが、10年前とはいろいろ変わっていたので、今回はその実体験を共有します。これから更新を予定している方の参考になると嬉しいです。

私はフランクフルト在住なのでフランクフルト総領事館で手続きしました。他の地域の方はご自身の管轄エリアをご確認くださいね。
パスポート更新の流れ
まずは、ざっくりとした流れをご案内します。
- 申請用紙ダウンロード、記入
- 写真撮影
- 申請(大使館・総領事館窓口、もしくはオンライン申請も可)
- 約4週間後に完成
- 本人が受け取り
実際の手続き
ここからは、体験談を交えた実際の手続きの方法です。
申請書はオンラインで作成・印刷が可能
パスポートの有効期限が1年未満になった場合、もしくは査証欄が少なくなった場合に切り替え申請が可能です。申請書はオンラインでダウンロードできるPDF形式で、手書きではなくパソコンで入力することができます。入力後に印刷して、申請時に持参します。
▶一般旅券発給申請書のダウンロードは、外務省のこちらのページから。

申請書には「本籍」も書かないといけないんですが、私は日本在住時に引っ越しを何度もしたので、本籍がどこなのかうっかり失念してしまって、慌てて日本にいる家族に調べてもらいました。
✒️署名欄のみ自筆で記入する必要があります。また、内容のミスは修正テープで直さず、二重線で消します。実際に、申請に行った際に、修正テープを使用していたために書き直しを求められていた男性を見かけました。
顔写真はスマホ撮影でもOK
日本のパスポート写真は、ドイツの滞在許可用の「生体認証用写真(biometrisches Lichtbild)」とは異なり、以下のサイズと条件を満たせば、自分でスマホ撮影したものを使うことができます。ただし、加工は禁止です。
横35mm × 縦45mm。頭頂部から顎まで32〜36mmに収まっていること。6ヶ月以内に撮影されたカラー写真。無背景(白)、無帽、正面向きであること。

加工してない自撮り写真は数年ぶりで、、、いやはや、何十枚も撮りなおしました💦証明写真用スマホアプリも試してみましたが、結局は内蔵カメラで撮るのが一番”マシ”でした。白い壁を背景にして、正面からライトを当てて、ちょっとでもきれいに写るよう努力しました。
💡スマホで納得のいく写真が撮れたら、ドラッグストアー dm のフォトコーナーで自分で印刷しましょう。
申請手続きの流れ
10年前とは違い、現在はオンラインでも申し込みが出来ます。ただし、「在留届」をオンライン(ORRnet)で提出済みが前提です。私は体験談をブログ記事にしたかったのもあり、実際にフランクフルト総領事館に赴いて申請手続きをしました。
申請時に必要な物
- 一般旅券発給申請書
- 現行のパスポート
- 写真(申請用紙にのり付けせず、裏に名前を書いて提出する)
- ドイツの滞在許可証
- 戸籍謄本(有効期間切れ後の更新や記載事項に変更がある場合のみ)
① フランクフルトの総領事館は、メッセタワー内にあります。正面玄関の回転扉を抜けると、右手に受付があります。ここで身分証明書を出して「日本国総領事館に行きたい(Ich möchte zum japanischen Konsulat.)」と伝えると、カードキーが渡されます。

② そのカードを使って改札のようなゲートを通過し、エレベーターへ進みます。総領事館ビジター用カードでは、総領事館のある34階にのみアクセス可能です。

③ 34階に到着すると入口があり、ドアベルを鳴らして入館します。その後、空港と同様の手荷物検査とボディチェックを受けます。
④ 検査が終わると左奥の窓口に向かいますが、受付番号などはなく、職員の方が気づいてくれるまで待つ形になります。対応はとても丁寧で、すぐに要件を確認してもらえます。申請時にはまだ費用を支払う必要はありません。
発行までの期間(現在は約4週間)
2025年3月から、海外で申請されるパスポートはすべて日本国内で作成に変更になり、出来上がるまでに約4週間かかるようになりました。パスポートの有効期限ぎりぎりで慌てないためにも、早めの申請をお勧めします。

私は結構ギリギリだったのでちょっと不安でしたが、きっちり4週間で「出来上がりました」とメールが届きました。
受け取りは必ず本人が来館
申請はオンラインでも可能ですが、パスポートの受け取りは必ず本人が大使館・総領事館に出向く必要があります。受け取り時も、入館からセキュリティチェックまで、申請時と同じ流れになります。

受け取りの際に費用を支払います。2026年3月現在、「窓口申請」での更新費用は100ユーロでした。古いパスポートは、穴をあけて返却してくれます。
パスポート更新後に必要な手続き
ドイツの滞在許可証はパスポート番号と紐づいているため、パスポート更新後は滞在許可証カードの更新が必要になります。
この手続きはドイツの外国人局で行う必要がありますが、予約が取りにくくなっているので、パスポート更新の申請をしたらすぐに予約を入れておくのが安全です。私は2026年4月に予約を入れているので、また完了後に体験談をご紹介したいと思います。
🏡ドイツの日常生活や社会のしくみ、現地での暮らしに役立つ情報は[ドイツ生活と文化カテゴリー]にまとめています。生活の知恵から文化的な習慣まで、実際に暮らす目線で分かりやすく紹介していますので、滞在中の参考にぜひご覧ください。
おわりに
難しい手続きではないものの、10年に1度のイベントなので変更点なども多く、やはりちょっと緊張してしまいますよね。有効期限1年未満で申請可能なので、余裕を持って手続きするのが良いと思います。

私の古いパスポートは2026年4月7日期限でしたが、新しいパスポートは10年後の3月3日期限になっていました。切り替えでどうしてもロスが出ますが、これで次の10年は安心です。また次の体験談は10年後に!(笑)

