「えっ、日曜にスーパー閉まってるの!?」
ドイツに来てまず驚くのが、この営業時間の短さではないでしょうか。
この記事では、ドイツの営業時間・休業日について、旅行者にも在住者にも役立つ情報をまとめています。中央駅や空港の例外スポットも紹介しているので、旅行中のピンチにも安心!
ドイツの営業時間:朝は遅く、夜も早い?
ドイツの多くの店舗は「働きすぎないこと」を大事にしており、営業時間は比較的短めです。
スーパーマーケットの営業時間例(平日・土曜)
店舗名 | 開店 | 閉店 |
---|---|---|
Rewe | 7:00 | 22:00(店舗による) |
Edeka | 8:00 | 20:00 |
Lidl | 7:00 | 21:00 |
Aldi | 8:00 | 20:00 |
地方では18〜19時に閉店することもあります。
個人経営のベーカリーはもっと早いので注意!
日曜・祝日は原則お休み!
ドイツでは「日曜は休息の日」
ドイツには「Sonntag ist Ruhetag(日曜は休息日)」という価値観があり、ほとんどのお店が日曜と祝日に休業します。
これはキリスト教文化や労働法によるもので、州によって若干の違いはありますが、全国的に共通するルールです。
【例外】日曜でも買い物できる場所
とはいえ、「旅行中なのに何も買えない!」と困らないように、例外的に営業しているスポットがあります。
駅構内の店舗(Hauptbahnhof)
都市の中央駅では日曜も営業するスーパーやカフェが多くあります。
- ベルリン中央駅: Rewe to go、Rossmann、ベーカリーなど
- フランクフルト中央駅: Tegut、アジア料理、ファストフード
- ミュンヘン中央駅: Edeka、DM、レストランなど
空港内の店舗
空港内のスーパー・飲食店・薬局は日曜でも営業。
- フランクフルト空港やミュンヘン空港なら選択肢も豊富!
観光地のレストランやギフトショップ
観光エリアでは、以下のような店舗が営業している場合もあります。
- ノイシュヴァンシュタイン城周辺の売店
- ローテンブルク旧市街の土産物店
- ハイデルベルクのメイン通り
※営業日は地域によって異なるため、事前確認がおすすめです。
「Verkaufsoffener Sonntag」ってなに?
ドイツでは、州や市が特別に許可した「販売許可付き日曜」が年に数回あります。この日だけは、通常の商業施設でも営業が可能です。
- 年に4回までという制限が一般的
- お祭りやイベントと連動して行われることが多い
州ごとの傾向もチェック!
バイエルン州(例:ミュンヘン)
- 厳格な規制
- 祝日はほぼ完全に休業
ベルリン州
- 比較的緩め
- アジア系・トルコ系の店舗で例外あり
【一覧】日曜・祝日に営業している主なスポット
場所 | 特徴 |
---|---|
中央駅構内(Hauptbahnhof) | スーパー、ベーカリー、薬局など |
空港(Flughafen) | 食品・日用品が揃う |
ガソリンスタンド(Tankstelle) | 最低限の買い物が可能 |
一部の観光地 | 営業中のレストランや土産店あり |
まいんのひとことコラム:20年前のドイツはもっと早く閉まっていた!
まいんの体験談
私がドイツに来たのは、もう20年前のこと。当時は、土曜日ですら夕方にはお店が閉まるのが当たり前でした。
「洗剤がない!」と気づいたのが土曜の16時。でも、もうどこも閉まってる…。そんな経験、今でもよく覚えています。
今は少しずつ営業時間が延びてきたとはいえ、「週末はまとめ買い」という習慣は変わりません。
それもまた、ドイツらしい生活スタイルかもしれませんね。
まとめ|「買い物は計画的に」が合言葉!
ドイツで快適に暮らす・旅するためには、
- 土曜日のうちに必要なものを買っておく
- 日曜に使えるお店をあらかじめチェックする
この2つを意識するだけで、かなり安心です。
慣れてくると、この「買い物しない日曜日」が、逆に心地よく感じられるようになりますよ。

日曜日は自宅で猫とのんびり!
コメント