【ドイツ生活の基本】営業時間と休業日のリアル事情|旅行者・在住者向け完全ガイド

ドイツ生活情報
AlexaによるPixabayからの画像

「えっ、日曜にスーパー閉まってるの!?」
ドイツに来てまず驚くのが、この営業時間の短さではないでしょうか。

この記事では、ドイツの営業時間・休業日について、旅行者にも在住者にも役立つ情報をまとめています。中央駅や空港の例外スポットも紹介しているので、旅行中のピンチにも安心!


ドイツの営業時間:朝は遅く、夜も早い?

ドイツの多くの店舗は「働きすぎないこと」を大事にしており、営業時間は比較的短めです。

スーパーマーケットの営業時間例(平日・土曜)

店舗名開店閉店
Rewe7:0022:00(店舗による)
Edeka8:0020:00
Lidl7:0021:00
Aldi8:0020:00

地方では18〜19時に閉店することもあります。
個人経営のベーカリーはもっと早いので注意!


日曜・祝日は原則お休み!

ドイツでは「日曜は休息の日」

ドイツには「Sonntag ist Ruhetag(日曜は休息日)」という価値観があり、ほとんどのお店が日曜と祝日に休業します。

これはキリスト教文化や労働法によるもので、州によって若干の違いはありますが、全国的に共通するルールです。


【例外】日曜でも買い物できる場所

とはいえ、「旅行中なのに何も買えない!」と困らないように、例外的に営業しているスポットがあります。

駅構内の店舗(Hauptbahnhof)

都市の中央駅では日曜も営業するスーパーやカフェが多くあります。

  • ベルリン中央駅: Rewe to go、Rossmann、ベーカリーなど
  • フランクフルト中央駅: Tegut、アジア料理、ファストフード
  • ミュンヘン中央駅: Edeka、DM、レストランなど

空港内の店舗

空港内のスーパー・飲食店・薬局は日曜でも営業。

  • フランクフルト空港やミュンヘン空港なら選択肢も豊富!

観光地のレストランやギフトショップ

観光エリアでは、以下のような店舗が営業している場合もあります。

  • ノイシュヴァンシュタイン城周辺の売店
  • ローテンブルク旧市街の土産物店
  • ハイデルベルクのメイン通り

※営業日は地域によって異なるため、事前確認がおすすめです。


「Verkaufsoffener Sonntag」ってなに?

ドイツでは、州や市が特別に許可した「販売許可付き日曜」が年に数回あります。この日だけは、通常の商業施設でも営業が可能です。

  • 年に4回までという制限が一般的
  • お祭りやイベントと連動して行われることが多い

州ごとの傾向もチェック!

バイエルン州(例:ミュンヘン)

  • 厳格な規制
  • 祝日はほぼ完全に休業

ベルリン州

  • 比較的緩め
  • アジア系・トルコ系の店舗で例外あり

【一覧】日曜・祝日に営業している主なスポット

場所特徴
中央駅構内(Hauptbahnhof)スーパー、ベーカリー、薬局など
空港(Flughafen)食品・日用品が揃う
ガソリンスタンド(Tankstelle)最低限の買い物が可能
一部の観光地営業中のレストランや土産店あり

まいんのひとことコラム:20年前のドイツはもっと早く閉まっていた!

まいんの体験談

私がドイツに来たのは、もう20年前のこと。当時は、土曜日ですら夕方にはお店が閉まるのが当たり前でした。

「洗剤がない!」と気づいたのが土曜の16時。でも、もうどこも閉まってる…。そんな経験、今でもよく覚えています。

今は少しずつ営業時間が延びてきたとはいえ、「週末はまとめ買い」という習慣は変わりません。
それもまた、ドイツらしい生活スタイルかもしれませんね。


まとめ|「買い物は計画的に」が合言葉!

ドイツで快適に暮らす・旅するためには、

  • 土曜日のうちに必要なものを買っておく
  • 日曜に使えるお店をあらかじめチェックする

この2つを意識するだけで、かなり安心です。
慣れてくると、この「買い物しない日曜日」が、逆に心地よく感じられるようになりますよ。

まいん
まいん

日曜日は自宅で猫とのんびり!

コメント

タイトルとURLをコピーしました