マインツを歩く|大聖堂とグーテンベルクの街を巡る半日・1日コース

マインツの街並み ドイツ観光案内
マインツの街並み*1

フランクフルトから電車で約40分。ライン川沿いに位置するマインツは、歴史と芸術が息づく魅力的な街です。

この記事では、マインツを初めて訪れる方でも歩きやすい「半日・1日」のモデルコースをご紹介します。あわせて、実際に歩いて感じた街の見どころもお伝えします。

まいん
まいん

マインツは私の住むフランクフルトからも近く、週末の街歩きにぴったり!街に流れるゆったりした空気が大好きなんです。

マインツってどんな街?|ローマの歴史とカーニバル文化が息づく州都

マインツは、ラインラント=プファルツ州の州都です。2000年以上前のローマ時代まで遡る歴史を持ち、中世には神聖ローマ帝国の有力な大司教座が置かれ「黄金のマインツ」と呼ばれて繁栄しました。

一方で、マインツはドイツ三大カーニバルの一つに数えられるほど、お祭り好きで陽気な街としても知られています。歴史の重みと人々の明るさが同居しているところが、この街の大きな魅力かもしれません。

【目的別】マインツのおすすめモデルコース

■ 主要スポットを巡る「1日満喫ルート」

所要時間:約6〜7時間

マインツの歴史と街の雰囲気をじっくり味わいたい方向けのコースです。主要な見どころを徒歩で巡りながら、ローマ時代から続くこの街の流れをたどります。

午前(約3時間)

マインツ中央駅(Mainz Hbf)

カーニバルの噴水(Fastnachtsbrunnen)

聖シュテファン教会

マインツ大聖堂

昼食

マルクト広場周辺

午後(約4時間)

キルシュガルテン

グーテンベルク博物館

エレクトラル・パレス

マインツ中央駅(Mainz Hbf)

■ サクッと楽しむ「半日エッセンスルート」

限られた時間の中で、マインツの核となるスポットを押さえるコースです。街の中心部をコンパクトに回るため、初めての訪問にも向いています。

所要時間:約3.5〜4時間

マインツ中央駅(Mainz Hbf)

カーニバルの噴水(Fastnachtsbrunnen)

聖シュテファン教会

マインツ大聖堂

グーテンベルク博物館

マインツ観光名所ガイド|歴史・芸術・活気を感じる旅

聖シュテファン教会(St. Stephan)

マインツ聖シュテファン教会の青いステンドグラス
シャガール作の青いステンドグラス *2

マインツを訪れるなら絶対に外せないのが、この教会のステンドグラスです。巨匠シャガールが手掛けた深い「青」の光に包まれる空間は、まるで異世界に迷い込んだかのような美しさです。光の入り方によって表情が変わるため、いつ訪れても新しい感動があります。

📍Kleine Weißgasse 12, 55116 Mainz
入場料:無料
公開時間:12時00分~16時30分 (毎日)/ 公式サイト

マインツ大聖堂(Mainzer Dom)& マルクト広場(Marktplatz)

マルクト広場から見たマインツ大聖堂
マルクト広場から見たマインツ大聖堂 *3

マルクト広場に隣接するマインツ大聖堂は、1000年以上の歴史をもつロマネスク様式の教会建築です。赤砂岩で造られた重厚な姿は、マインツの象徴ともいえる存在。内部には歴代の大司教の記念碑が並び、その威厳を今に伝えています。

📍Liebfrauenpl. 4, 55116 Mainz
入場料: 無料
公開時間:平日 9:00~18:00頃/土曜 9:00~18:00頃/日曜 13:00~18:00頃 (礼拝などで制限があるため、事前に公式サイトで確認してください)/ 公式サイト(独)

キルシュガルテン(Kirschgarten)

木組みの家々が並ぶマインツのキルシュガルテン
木組みの家々が並ぶキルシュガルテン*4

キルシュガルテンは、旧市街に残る木組みの家々が並ぶ美しい広場です。17〜18世紀に建てられたカラフルなファッハヴェルク建築が立ち並び、マインツらしい穏やかな雰囲気が広がっています。📍Kirschgarten, 55116 Mainz

グーテンベルク博物館(Gutenberg-Museum)

「活版印刷の父」ヨハネス・グーテンベルクの功績を称える博物館です。15世紀に世界を劇的に変えた「42行聖書」は必見。情報の歴史がいかにして始まったのかを、当時の印刷機とともに学ぶことができます。館内には、15世紀の印刷術を再現した金属活字や印刷プレスの復元機が展示されており、職員による実演を見学できる時間帯もあります。

📍Reichklarastraße 1, 55116 Mainz, Germany
チケット:大人10ユーロ
開館時間:9:00~18:00(毎日)/ 公式サイト(英)
※グーテンベルク博物館は長らく移転工事中でしたが、上記は移転後の住所です。

エレクトラル・パレス(Kurfürstliches Schloss)

マインツのエレクトラル・パレス外観
エレクトラル・パレス外観*5

エレクトラル・パレスは、ライン川沿いに建つルネサンス様式の宮殿です。かつてマインツ選帝侯の居城として使われ、現在は主に会議やコンサート、各種イベントの会場として利用されています。内部は通常一般公開されておらず、入場できるのはイベント開催時に限られます。

赤い外壁と整ったファサードが印象的で、川沿い散策の途中に外観を楽しむスポットとして親しまれています。📍Peter-Altmeier-Allee 9, 55116 Mainz / 公式サイト(英)

街歩きの途中で出会う「カーニバルの噴水」

マインツの街を歩いていると、歴史的な建造物と並んで目を引くのが、ユニークな彫刻があしらわれた「カーニバルの噴水(Fastnachtsbrunnen)」です。

マインツのカーニバルの噴水
カーニバルの噴水(筆者撮影)

200以上のキャラクターがびっしりと刻まれたこの噴水は、マインツの陽気な気質を象徴するスポット。カーニバルの歴史や、その圧倒的な熱狂ぶりについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!

アクセス方法とチケット

フランクフルトから

フランクフルト中央駅からSバーン(S8またはS9)で約40分。片道11.50ユーロ、1日券22.40ユーロ (2026年2月現在)

ドイチュランドチケットで

ドイツ全国の公共交通機関が定額で乗り放題になる「Deutschlandticket(ドイチュランドチケット)」も、もちろん利用可能。月額63ユーロで、旅行者でも使えます。
詳細は▶【2026年01月最新】Deutschlandticketは旅行者も使える?購入方法・注意点まとめ

🏰ドイツ各地の観光スポットや街歩きコースは、他の記事でも紹介しています。人気都市から歴史ある町まで、現地在住の筆者がまとめた旅行ガイドを掲載しています。ぜひドイツ観光案内カテゴリーもあわせてご覧ください。

おわりに

マインツは、歴史と芸術が自然に溶け合う街です。半日でも1日でも、歩くたびに新しい表情に出会えるはず。きっと、ライン川の穏やかな風とともに、心に残る時間を過ごせることでしょう。

まいん
まいん

今回ご紹介したモデルコースを参考にしながら、ぜひご自身のペースで街歩きを楽しんでみてくださいね。

出典
*1: Image by Holger Schué from Pixabay

*2: By Flocci Nivis – Own work, CC BY 4.0, Link
*3: Image by lapping from Pixabay
*4: Image by lapping from Pixabay
*5: Von Wolfgang Pehlemann Wiesbaden Germany – Selbst fotografiert, CC BY-SA 3.0 de, Link

フランクフルト観光完全ガイド|現地在住の筆者が紹介する街歩きモデルコース2選

【2月が本番!】ドイツのカーニバルとは?宗教的な意味・日程の決まり方・有名な街をわかりやすく解説

この記事を書いた人
まいん

ドイツ在住20年。実際の体験をもとに、暮らし・歴史・文化・観光のリアルな情報をお届けしています。

まいんをフォローする
ドイツ観光案内