ドイツのパン屋さんで一年を通して見かける、ベルリーナー(Berliner)。ふんわりとした生地の中にジャムを詰め、仕上げに粉砂糖をまぶした、素朴で親しみやすい揚げ菓子です。特にカーニバルの時期には定番のお菓子として人気がありますが、普段のおやつとしても楽しまれています。

今回は、本格的な発酵の手間はかけずに、簡単に作れるベルリーナーのレシピをご紹介します。
材料とポイント
材料
(ベルリーナー:4個分)

- 薄力粉 200g
- ベーキングパウダー 5g
- 砂糖 30g
- 塩 ひとつまみ
- 卵 1個
- クヴァーク、またはギリシャヨーグルト(手に入らない場合は水切りヨーグルト) 100g
- 牛乳 15ml(大さじ1)
- 植物油 15ml(大さじ1)
- 揚げ油 適量
- ラズベリージャムまたはイチゴジャム 約80g
- 粉砂糖 適量
ポイント
🥯ドイツ在住ならクヴァークを使用
クヴァークが日本で手に入りにくい場合は、ギリシャヨーグルトで代用できます。ギリシャヨーグルトもない場合は、水切りヨーグルトでもOKです。
🥯クヴァークやヨーグルトの水分量によって生地の固さが変わります
やわらかすぎる場合は、小麦粉を少量ずつ足して調整します。
作り方
① 生地を作る
ボウルにクヴァーク、またはギリシャヨーグルト(手に入らない場合は水切りヨーグルト)、卵、砂糖、牛乳、油を入れて混ぜる。そこに小麦粉とベーキングパウダーを加え、ひとまとまりになるまで混ぜる。

② 丸く成形する
生地を適量ずつ取り分け、手で丸める。揚げたときにふくらむので、大きくしすぎず、ベルリーナーらしい丸い形に整える。

③ 油で揚げる
鍋に揚げ油を入れ、160〜170℃に熱する。生地を入れ、途中で返しながら、全体がきつね色になるまでゆっくり揚げる。揚がったら取り出して油を切り、少し冷ます。

④ ジャムを入れて仕上げる
ベルリーナーの側面に小さく穴を開け、絞り袋などを使ってジャムを中に詰める。最後に粉砂糖をたっぷり振って完成。

地域によって名前の違うベルリーナー
日本の揚げパンに似たこのお菓子は、地域によって違う名前で呼ばれています。私の住むフランクフルトではクレッペルと呼ばれています。その他の呼び方もご紹介します。
- 北・西ドイツ:Berliner(ベルリーナー)
- 南ドイツ・オーストリア:Krapfen(クラプフェン)
- ベルリン周辺:Pfannkuchen(ファンクーヘン/伝統的な呼び名)
- フランクフルト周辺:Kreppel(クレッペル)

日本で、回転焼き、大判焼き、今川焼、御座候(ござそうろう)…と地域によって呼び方が違うのと同じ感じですね!
<PR>
ドイツを代表する老舗キッチン用品メーカー「ツヴィリング」の公式オンラインショップでは、包丁や調理器具、ストウブの鍋、テーブルウェアなどを購入できます。
人気のストウブやグラスなどのテーブルウェアなど対象商品目白押し。この機会をお見逃しなく【ZWILLING】

中に入れるジャムをアンコに変えたら、あんドーナツが出来そうですね!アレンジも楽しんでみてくださいね。
📚 ドイツの家庭料理や伝統的な食文化について、他の記事でも紹介しています。本場のレシピから現地の食習慣まで幅広くまとめているので、ぜひ [ドイツ食文化とレシピ集カテゴリー] もあわせてチェックしてみてください。



