【もじゃもじゃペーター博物館】ドイツ人医師が息子のために描いた絵本の世界

フランクフルトの『もじゃもじゃペーター』博物館 ドイツ生活と文化
『もじゃもじゃペーター』博物館(筆者撮影)

当サイト『まいん・どいちゅらんど』では、1年間有効のMuseumsuferCardと呼ばれるフランクフルトの美術館・博物館39館が対象のパスを購入し、1年間で全館制覇を目指す特別企画を立ち上げました。今回は、1845年に発表され、世界的に有名になったドイツの子供向け絵本『もじゃもじゃペーター』の博物館をご紹介します。

まいん
まいん

この博物館は、フランクフルトの「新・旧市街」エリアにある、ステキな建物に入っているんですよ。

★本ページにはプロモーションが含まれています。

もじゃもじゃペーター博物館とは?

ハインリッヒ・ホフマンの肖像画
1840年頃のホフマンの肖像画(筆者撮影)

もじゃもじゃペーター博物館(Struwwelpeter Museum)は、ドイツの絵本『もじゃもじゃペーター』と、その作者ハインリヒ・ホフマンを紹介する博物館です。1977年に開館し、2019年にフランクフルトの「新・旧市街」へ移転しました。現在は、歴史的な姿を復元した2棟の建物を使っています。

ホフマン(1809〜1894)はフランクフルト生まれの医師で、貧しい人々の診療や、精神疾患のある患者の治療環境の改善に尽力した人物です。その一方で詩や風刺文学にも親しみ、息子への贈り物として自ら文章と挿絵を手がけた絵本が、世界的に知られるようになりました。

館内には、ホフマンの肖像や手紙、スケッチ、初期の絵本、各国の翻訳版やパロディーなどが並びます。大きな登場人物の造形や、物語を楽しむ体験展示もあり、作者の生涯と作品の広がりをたどれる、こじんまりとした博物館です。

絵本が生まれた詳しいいきさつや各話の内容は、『もじゃもじゃペーター』の紹介記事でご紹介しています。

もじゃもじゃペーター博物館の基本情報

※2026年11月現在の公式情報を元にまとめています。

項目内容
名称もじゃもじゃペーター博物館(Struwwelpeter Museum)
住所Hinter dem Lämmchen 2–4, 60311 Frankfurt am Main
公式サイト(英)https://www.struwwelpeter-museum.de/en/
開館時間火~日曜:11:00~18:00
休館日月曜、12月24日・25日・31日。12月26日と1月1日は14:00~18:00開館(その他の特別開館時間は公式サイト参照)。
チケット大人:8€/学生:4€/6歳以上の子ども:4€/6歳未満:無料/ファミリー:20€(大人2名+子ども最大4名)。窓口・オンラインで購入可能。
Frankfurt Card入場料50%割引。大人4€(通常8€)。
MuseumsuferCard入場無料。
ガイドツアー事前予約制。大人向けグループガイドは1組70€+1人につき入場料6€。外国語・週末・祝日は追加料金10€。別途、日本語を含む無料音声ガイドアプリあり。
アクセス地下鉄U4・U5「Dom/Römer」駅、またはトラム11・12「Römer/Paulskirche」停留所から徒歩。Sバーン「Hauptwache」駅から徒歩約10分。

旅行で短期間フランクフルトに滞在する場合は、公共交通機関と美術館などの割引がセットになったフランクフルト・カードがお得です。

✔️ゾーン50(Frankfurt am Main)とゾーン5090(フランクフルト国際空港)での乗り放題
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館内紹介

EG・地上階(日本式1階)

チケット売り場付近にある、絵本の登場人物たちの大きなオブジェ

まいん
まいん

正面入り口のドアを開けると、ペーターたちのオブジェが出迎えてくれます。

長い爪ともじゃもじゃ髪のペーターのオブジェ
長い爪ともじゃもじゃ髪のペーターのオブジェ(筆者撮影)
マッチを手にしたパウリーネのオブジェと猫たちの絵
マッチを手にしたパウリーネのオブジェと猫たちの絵(筆者撮影)
上を向いて歩くハンスのオブジェと人形の展示ケース
上を向いて歩くハンスのオブジェと人形の展示ケース(筆者撮影)

1. OGの展示(日本式2階)

初版本と歴代の版の展示コーナー

ここでは、絵本の初版本や歴代の版が展示され、ペーターの姿の変遷も見ることができます。

初版本や歴代の版を紹介するコーナー
初版本や歴代の版を紹介するコーナー(筆者撮影)
ペーターの姿の変遷や、さまざまな版の絵本が並ぶ展示ケース
ペーターの姿の変遷や、さまざまな版の絵本が並ぶ展示ケース(筆者撮影)

各国語の翻訳本のコーナー

世界各地の翻訳版と、作品の国際的な広がりを紹介するコーナーです。もちろん日本語版も展示されています。

各国語の翻訳本が並ぶ展示ケース
各国語の翻訳本が並ぶ展示ケース(筆者撮影)
1936年出版、日本語版『ボウボウアタマ』の表紙
1936年出版、日本語版『ボウボウアタマ』の表紙(筆者撮影)

音楽・映画・舞台を紹介するコーナー

『もじゃもじゃペーター』を題材にした音楽や映画、舞台作品が、楽譜やポスター、写真などで紹介されています。

音楽・映画・舞台の紹介コーナー
音楽・映画・舞台の紹介コーナー(筆者撮影)

作者ホフマンの紹介コーナー

ホフマンの肖像・手紙・スケッチなどを通して、医師・作家としての生涯を紹介するコーナーです。

ホフマンの肖像画や資料が並ぶ、作者紹介コーナー
ホフマンの肖像画や資料が並ぶ、作者紹介コーナー(筆者撮影)
ユーモラスな絵と詩を添えたホフマンの手紙
ホフマンの絵入りの手紙(1875年)(筆者撮影)

2. OGのスペースと体験コーナー(日本式3階)

舞台のあるイベントスペース

「Struwwel-Forum」と呼ばれる、講演やワークショップ、会議などに利用されるスペースです。舞台では衣装を着けて絵本の物語を演じる体験が出来ると案内されています。

小さな舞台と客席があるイベントスペース
小さな舞台と客席があるイベントスペース(筆者撮影)

コスチューム・コーナー

物語の登場人物の衣装と、ペーターの顔出しパネルがある体験コーナーで写真を撮ることが出来ます。

衣装とペーターの顔出しパネルがある体験コーナー
衣装とペーターの顔出しパネルがある体験コーナー(筆者撮影)

ミュージアム・ショップ

チケット売り場の隣にあるミュージアム・ショップでは、『もじゃもじゃペーター』の絵本やマグネット、カップ、人形、文房具などのグッズが売られています。とても可愛らしいショップなので、訪問の記念にぜひ覗いてみてください。

まいん
まいん

ついうっかり、ショップの写真を撮り忘れました。また近くに行く時に撮って来て掲載します!

前売りチケット

もじゃもじゃペーター博物館の前売りチケットは、GetYourGuideでも購入できます。24 時間前までにキャンセルした場合は全額が返金されるので安心です。

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おすすめの書籍

『もじゃもじゃペーター』日本語版はアマゾンや楽天で購入できます。

「りょうての つめは 1ねんも きらせないから のびほうだい かみにも くしを いれさせない うへえ! とだれもが さけんでる……」 1844年のクリスマスの1週間ほどまえ、若い開業医ホフマン博士は、3歳半の息子に適当な絵本と本屋で見つけることができなかったので、かわりに1冊のノートを買ってきて、自分で絵を描き、詩をそえて絵本をつくりました。それがもとで生まれたのが、この歴史にのこる傑作絵本『もじゃもじゃペーター』です。この度、新装版として生まれ変わりました。
MuseumsuferCard 全39館制覇プロジェクトカウントダウン36
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