カリーヴルスト(Currywurst)は、焼いたソーセージに甘辛いケチャップベースのソースを絡め、仕上げにカレー粉をたっぷりまぶした、ドイツを代表する定番のB級グルメです。国民的なソウルフードとして親しまれ、年間で約8億本も消費されていると言われています。

今回は、ケチャップを使って簡単に作る方法をご紹介します。
💡 5秒で読めるカリーヴルストの歴史
カリーヴルストは1949年、戦後間もないベルリンの屋台で生まれました。店主の女性ヘルタ・ホイヴァーさんが、イギリス連邦軍の兵士から譲り受けた「カレー粉」と「ケチャップ」を混ぜ合わせ、ソーセージにかけたのが始まりとされています。物資が不足していた時代、安くて元気が湧くこの味は、街の復興を支える労働者たちの間で爆発的な大ヒットとなりました。
材料とポイント
材料
(2人分)

- 粗びきウインナー……6本
- サラダ油……小さじ1
- トマトケチャップ……大さじ5
- ウスターソース……大さじ1
- カレー粉……小さじ1
- 砂糖……小さじ1
- 水……大さじ1
- 仕上げのカレー粉……適量
ポイント
🌭粗びきウインナーは、できれば太めで肉の風味がしっかりしたものを使うと、ドイツのカリーヴルストに近い食べ応えになります。ドイツで作る場合は、もちろんブラートヴルストを使えます。
🌭ウスターソースは、ドイツではWorcestersauce または Worcestershire Sauce を使います。日本のウスターソースとは味が違うので、小さじ1くらいから様子をみて加えていってください。
作り方
①ソーセージを焼く
フライパンにサラダ油を熱し、粗びきウインナーを入れます。転がしながら、中火で全体にこんがりと焼き色がつくまで焼きます。

②カレーソースの材料を混ぜる
ケチャップ、ウスターソース、カレー粉、砂糖、水を入れ、よく混ぜ合わせます。ドイツのWorcestersauceを使う場合は、小さじ1程度から加えて味を調整します。

③ソースを作る
小鍋を弱火にかけ、焦げないように混ぜながら2〜3分ほど温めます。全体がなめらかになり、少しとろみがつけば火を止めます。

④盛り付ける
焼いたソーセージを食べやすい幅に切って皿に盛り、温めたカレーソースをかけます。仕上げにカレー粉をふり、お好みでフライドポテトを添えます。

おいしく作るコツ
ソーセージはしっかり焼き色をつけましょう。表面をこんがり焼くと、香ばしさが加わり、ケチャップベースのソースにも負けない味になります。弱火で長く温めるだけではなく、中火で転がしながら全体に焼き色をつけるのがポイントです。
ソースは少し煮詰めましょう。材料を混ぜただけでも作れますが、弱火で2〜3分温めると酸味がやわらぎ、味がまとまります。水分が多い場合は、ソーセージに絡む程度まで少し煮詰めます。
ドイツではどう食べる?
本場ドイツでは、カリーヴルストは「インビス(Imbiss)」と呼ばれる街角の軽食スタンドや屋台で、立ち食いスタイルで食べるのが最も一般的です。一般的なドイツ料理レストランのメニューにはあまり並ばず、小腹が空いたときや仕事の合間、お酒のシメなどにサクッと購入してその場で楽しまれています。
また、スーパーではプラスチックトレーに入った冷蔵のカリーヴルストが売られていて、電子レンジで温めて手軽に食べることもできます。

日本で例えるなら、たこ焼きみたいな感じでしょうか。屋台がメインだけど、スーパーで冷蔵(冷凍)でも売られていたり、自宅でいちから作ることも出来る人気の軽食です。
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